今考え中だ

こじらせ中年って多いですよね。恋愛市場引退したいような、それでいて、私だってまだまだ的な。「まだまだ、ときめいていたいっ」っていう完璧リア充も多いけど、一方で、わたしなんて、いやー、もう、でも?みたいな人も多いと思うんです。つまらない日常からどうやって目をそらしてこう?というヒントが提示できたらという作品を書いていきたいと思っています。また、考えすぎて頭がバカとか変態になっていしまった方へ向けてのメッセージも込めてます。若い人にも読んでいいただきたい!死ぬからさぁ。

バレないように!泣いたこと

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tamami2922.hatenablog.com

 

近所にできたバーに、早速行ってみたのは、先週の土曜日のこと。

マスターは23歳の好青年であった。

客は私一人。

「もう飲めるの?」

「いいっすよ」

「あっそ。」

勝手に座る私にマスターはこうおっしゃった。

「いとうっす」

見るとネームプレートに「いとうゆうすけ」と書かれている。

「あっそ。ゆうすけくん。じゃ、ハイボールね」

「何がいいっすか?」

実は私、1杯目は無料という立て看板の文字に惹かれたのと、お昼の2時から飲めるあたりに惹かれたのだった。

さすがに…戸惑う私。1杯目でタリスカ―10年を頼むのは気が引ける。

「あの、ジャックダニエルいいっすか?」

「はい!」

音楽はヒップホップが好きなんだって。ゆうすけくん。さすが!と契丹

それなのに、raw powerとかis this itをごり押し。

そこに会長がやってきて、美人発見!と拉致られて。

 

近所のスナックへ。さっきまでタリスカーとか飲んでたんだけど、ジンロのハイボールでトイレを催す。けど、私にもプライドが。ぎりぎりまで我慢。そしての放出。その温もりと快感に浸る-w

逢いたくて逢いたくて、銀恋など歌い、82歳の会長と、70いくつの浅草在住に交互に手の甲にキスされながら、会長とタクシーへ乗り込む。

違う…。愛想がいいわけじゃない。音楽の中断。湧き上がる笑いへの冷たい顰蹙。そんなん嫌いなんだ。その場が優しい気持ちであるのならば、冬の冷たい手で触れるなんて、そんなの嫌いなんだ。70いくつの男性はヒップについて語っていたけど、82歳の会長はバストについて語っていた。

いいじゃん。別に。気にしちゃいないし♪

バーで最後は重いやつをストレートで飲んでいて、4杯は飲んでいたし、スナックではもはや、どの程度飲んだかわかりゃしない。

さすがに冷蔵庫の冷たいお茶をゴクッと飲んで、ベッドに倒れた。

深夜2時、己の「痛いよー、痛いよー」という言葉がうるさくて、目が覚めた。最近頭の中を空洞にしたくって、やたらと歩いているんだけど、移り変わる景色しか、瞳孔に映らないみたいに歩いているんだけど、そのせいか筋肉の疲労がすごい。

そこへもってアルコールを大量に飲んだために、どうやら、筋肉が炎症を起こしたらしい。ロキソニンを唇に咥えて、グラスを片手に蛇口をひねる。

そのまま、フローリングに横たわり、痛みが引くのをじっと待つ。

 

私の思い人はどうしているかな。今すごーく忙しいらしい。頑張れ。

 

なんのこっちゃかわからない。涙が輝く床に玉と膨らみ光る。

 

「寂しい時には くちびる噛んで バレないように 昨日泣いたこと」

byゆらゆら帝国 「パーティーはやらない」

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